自分が4年制大学に通っていましたが、ろくに学校に行かずにアルバイトばかりしていたので単位も全然取れず、大学3回生の頃からまじめに学校に行って卒業するためにがんばっていました。なので就職活動もほとんどしていなかったので、卒業してから2年間ほどフリーターをしていました。1日8時間以上、夜勤をしたりしてアルバイトをしていましたが、家に帰っても母親にさっさと就職しろと言われ、自分の部屋に戻ってもこのままではいけない。就職しないといけないというのが分かっている自分がいても、なかなか良い求人情報がないなどでどうにもこうにもならない時期があり、精神的にも少し辛い時もありました。特に不景気で就職難な時だったので、就職したくてもできない頃でした。求人情報を見ていて、たまたま受けた会社が採用してくれることになり、今もその会社で働いています。
フリーターだからこそ就職しやすいって本当?
学歴がものをいう現在の日本。何かとランク分けされた大学名でその人の人生の質が語られるようなきらいさえあるのが、特にネット上の匿名世界。なまじ顔が見えないことを前提とした意見であるため、大手企業のお眼鏡にかなうかどうかの基準としてこういった「差」ばかりがクローズアップされがちです。しかし、結局のところ最終的には安定した職を得ることがある意味ゴールなのですから、学歴というのはあくまでそのための手段であって、決して目的ではないとも言い切れるでしょう。その証拠に、一部ではフリーターが就職活動しやすいというデータが出ているというのです。企業側からしてみれば、下手に高学歴であったり、正社員として土台を築いて転職を行ってきた者と比べ、一から仕事を教えやすいという相応の利点があるというのです。そういう意味では、ある種フリーター経験も人生の中では必須の時間といえるのではないでしょうか。
フリーターの就職状況を改善するための工夫とは
経済政策が良好に推移していることから、求人数も順調に伸びているといわれます。フリーターの就職状況としては、少子高齢化による人手不足が追い風となって改善されている状況です。求人情報サイトでは、非正規労働者がよりよい条件で職場に就くことができるように、さまざまな工夫が施されています。その工夫として、正社員登用制度が明確に確立している会社を積極的に紹介する事が挙げられるのです。非正規労働だけに携わってきた人たちも高齢化が進み、正社員になって安定した生活を営みたいというニーズが大きくなってきました。フリーターの就職状況を劇的に改善させるためには、非正規雇用からスタートしてもいずれは正社員になれる可能性が高いと納得できる職場に就くことが大切です。だからこそ求人情報サイトにおいて、正社員登用制度の有無を確認した上での工夫された斡旋が行なわれています。